金融庁の対応は法律違反では?
私からの審査請求によって金融庁自身が恣意的、かつ・または不作為に多数の不正の事実を隠蔽していたことが明らかとなったのを書いたのが先日のブログ。
追加の情報開示
この審査請求の結果、今まで伏せられていた一部が開示されたのですが、それとは別に「そもそも全く開示されていなかったページ」の一部も開示される決定が下されていました。
下段に記載されている55ページ、及び57ページはそもそも一切の開示がなかったため、それらの開示も改めて請求し、先日その資料が届きました。
その結果は
いくつかの項目名を開示しただけでした。
これらの事実からも「そもそも金融庁は開示しても何ら問題なかった部分をあえて隠していた」ということを改めて認識させられました。
これは明らかに行政の怠慢、不作為、悪意ある行動と感じます。
監督官庁の責任とは?
金融庁設置法によれば
第二節 金融庁の任務及び所掌事務等
(任務)
第三条 金融庁は、我が国の金融の機能の安定を確保し、預金者、保険契約者、有価証券の投資者その他これらに準ずる者の保護を図るとともに、金融の円滑を図ることを任務とする。
2 前項に定めるもののほか、金融庁は、同項の任務に関連する特定の内閣の重要政策に関する内閣の事務を助けることを任務とする。
3 金融庁は、前項の任務を遂行するに当たり、内閣官房を助けるものとする。
(所掌事務)
第四条 金融庁は、前条第一項の任務を達成するため、次に掲げる事務をつかさどる。
一 国内金融に関する制度の企画及び立案に関すること。
二 次号イからアまでに掲げる者の行う国際業務に関する制度の企画及び立案に関すること。
三 次に掲げる者の検査その他の監督に関すること。
イ 銀行業又は無尽業を営む者
ロ 銀行持株会社
ハ 信用金庫、労働金庫、信用協同組合、農業協同組合、水産業協同組合、農林中央金庫その他の預金又は貯金の受入れを業とする民間事業者、、、
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=410AC1000000130
この法律の第三条にその任務が明確に記載されています。しかし、やっていることは金融機関が行っていた不正の事実をひた隠しにし、被害者から請求されていた情報開示を頑なに拒む
預金者を保護せず、不正を働いた金融機関を保護(=金融庁の既得権?)
法律違反とも受け取れるこんなことが平然と行われているのです。
積極的に動かない行政
どこの行政機関にも苦情の通報窓口が設置されており、電話やメールで通報・相談ができることになっています。私も過去から現在まで様々な通報を続けてきました。それは金融庁に限らず国交省や総務省に対してもです。そしてそれらは確実に記録されていることも過去の問合せで確認できています。しかし、それでも行政は表立って何も動きません。
そのような通報があったことは記録しておきます。貴重なご意見ありがとうございます。
以上!これが現実です。
基本的に行政は「発表していることが全て」であり、それ以上でもそれ以下でもないのです。発表していないことに対してはそれ以上の一切の情報発信を拒みます。それが例え犯罪であったとしても、です。
犯罪かどうかの判断をするのは司法であり行政ではありません。なので司法から何らかの判断が下されない限り、行政が単独で一定のラインを超える判断は下すことはないと思われ、そんな行政に過度に期待することは全く無意味です。
正規のルートにより行政に苦情や違反行為等の情報提供していても行政は(たぶん)何もしません。そんな現実である以上、SNSでの発信などが行政に届くわけがないのです。
現状を変えたいのであれば自分で動くしかありません。なので私は「どこかにワンチャンがあるかも知れない」と信じてできることは全てやってきました。
- 行政文書の存在を調査し開示請求する
- 西武信金に対して個人情報開示請求を行う
- 記録に残る行政に対する通報は続ける
- 立法府にも通報を続ける
- 司法で争う
これらを並行して進めてきた結果のひとつが今回の情報開示だと思っています。また、不動産鑑定士を相手取った裁判によって被告からの論理破綻(すなわち嘘)している答弁を得たこともとその成果のひとつです。
残念だったのは西武信金相手のADR。相手の嘘っぱちの答弁は論破したものの、その時点ではまだ「不正があった」という決定的な証拠を出すことができませんでした。例えば、今回の情報開示によって明らかにされた「メール」、この履歴があれば和解条件は大きく変わっていたことでしょう。
その証拠メールを西武信金から出させるために行ったのが個人情報開示請求でしたがそれは西武信金から開示を拒否されてしまいました。ただ、金融庁が持っていることが明らかとなりましたし不動産鑑定士も持っているはずですので、今後はそちらから入手できるよう動いていきます。そして確固たる証拠が集まった時点で、改めて西武信金相手に挑むつもりです。
かなりゆっくりではありますが、徐々に外堀を埋めてきた実感があります。そしてこれらを今後も継続していくことによっておのずと結果は出るだろうと信じています。