【裁判】第1回:口頭弁論

2022年11月12日

2021年6月24日、不動産鑑定士に対して損害賠償を求めて提訴した事件の第1回口頭弁論が行われました。既報のとおり、この第1回に限っては弁護士からの助言もあり私は不参加でしたが、すぐに弁護士から連絡がありました。

今回の手続き

原告が訴状を陳述し証拠の提出して原本の取調べを行ったとのこと。被告は事前に提出した答弁書のとおり陳述したものとみなす扱い(擬制陳述)となりました(民事訴訟法158条)。

裁判所からの指摘

私が被告からの答弁書を読んで感じたこと、それは「弁護士を入れていないのでは?」。こちらは不法行為と指摘していることに対して明後日の方向からの答弁のみ。これには裁判所からも

答弁書では何を言いたいのか分からない部分がある

とのコメントがあったそうです。ただし、同時に

売買契約の時期と意見書作成の時期の先後関係を根拠として因果関係について争う意思があることは明らかなようである

として審査を継続することとなりました。それを受けてこちらにも裁判所からの宿題(より具体的な反論)を付与されました。

今後の流れ

第2回口頭弁論の日程も決まりました。次回は7月下旬、これには私も出廷します。そしてこの日に向けて、その前に原告から反論を裁判所に提出することになります。

ただ、反論の内容はとてもシンプル、既に素案もできており弁護士に投げてあります。そもそも「答弁書が支離滅裂、全く答弁になっていない」ことから反論する内容がほとんどないのです。

こちらの主張は「被告の不法行為により被った損害の賠償請求」です。よって争点は

被告の不法行為の有無

対して被告からの答弁の約8割は、私への誹謗中傷と根拠のない空想の世界の被害妄想の羅列により「原告の投資判断ミス及び再三に渡る被告への脅迫行為で反訴する準備」、、、何を言っているのか全くわかりません。

この答弁にイチイチ反論をする意味があるのか?とすら感じていますが、とにかくやるべきことを粛々と進めていきます。

裁判の筋

そもそも弁護士は、よほどのことがない限り負け戦を積極的に受任することはあり得ません。そういう意味でも今回の裁判は最初から「勝ち筋」で進む前提で全てを動かしています。

逆に言えば、今の私の手元の資料だけでは明確な不正の証拠とはならず、それを元に西武信金を相手に裁判をやっても勝てない・負けるだけだったため、誰一人受任してもらえなかったのです。だからこそのADRでした。

勝ち筋である原告は、最初から勝てるだけの材料を準備して戦いに挑んでいます。対して被告は、その材料のひとつひとつを論破できない限り逃げ道はないのです。にも関わらず、被告からの最初の答弁が、弁護士もつけずにメチャクチャな内容では勝てるものすら勝てないでしょう。

ただ、負けを悟って急激に方向転換、傷口の最小化を目指してくる可能性もありますので、手綱を緩めることなく毅然と対応していくつもりです。

先のブログで書いたとおり、もはや情状酌量の余地は(ほとんど)ありません。不正を100%認め、西武信金からの不正の働きかけの証拠を示してくれれば「刑事告訴・告発だけは見送る」ぐらいですね。逆に言えば、最後まで抵抗してくるようならこの裁判を結果をもってさらに刑事事件化することまで視野に入れています。