【裁判】第14回:口頭弁論にて反訴

10月は開かれなかったので久しぶりです。
今回は証人尋問の日程調整と理解し出廷しました。
この裁判の争点
- 被告の作成した不動産鑑定意見書が法律に則った正規の手法により正当に作成されたものであるか?
- この意見書と原告の損害との因果関係
それぞれの主張
原告
契約上の不動産鑑定作成依頼者である原告の意向を無視して、常識では考えられない法定耐用年数を大きく超える残耐用年数及びその残耐用年数に比例し下駄を履いた過剰な評価額が記載された不正な不動産鑑定意見書が被告によって作成された。その不正な意見書に基づいて西武信金から原告へ不正な過剰融資が実行された。
不正な不動産鑑定意見書を作成したことは被告の不法行為であることは明らか、これによる高値掴み分を損害として賠償を請求。
被告
不動産鑑定意見書は法に則り正当に作成されたもので不正はない。修繕後の鑑定評価を作成するよう西武信金から依頼されたのでそれを行っただけ。そもそも不動産鑑定意見書の作成依頼者は西武信金であり原告から訴えられる関係にない。
被告からの反訴
今回、何の前触れもなく被告から反訴されました。反訴できる期間は口頭弁論が行われている間だけなのでもうギリギリのタイミング、それにしてもあまりにも遅すぎで裁判を遅延させる行為にすら見えてしまいます。
被告の主張は「そもそも原告に訴えられる関係にないのに裁判に応じていることは損害」とした損害賠償請求のようです。が、しかし、、、私の代理人曰く「相変わらず司法のルールがわかっておらず支離滅裂、主観的及び客観的な反訴要件を満たしていない」とバッサリ。
そもそも被告はずっと代理人を立てずに本人訴訟。自分なりの勝手な理解で主張を繰り広げてきましたが、その主張は司法の求めるレベルに到底達しておらず法的要求事項も満たしていないものばかり。この裁判がはじまった前半では、裁判官から被告に対して代理人を立てるよう促していましたが、結果としてそれを無視した形のまま現在に至っています。
だからでしょうか?裁判官は当初は時間をかけて被告に対してその主張の法的根拠や構成要件を丁寧に確認していましたが、最近は被告の主張に対してあまり突っ込まなくなりました。私の勝手な想像では「猶予を与えたのにそれに応じない以上、もはや法的根拠の伴わない主張は取り扱わない」的に見切りをつけたのだと受け止めています。自業自得ですね。
この反訴は裁判所も取り合わないだろうという確信の下、取り急ぎ反訴に対する答弁書を提出しました。
裁判官からの打診
今回、本題?に入る前に裁判官から打診がありました。それは争点のより詳細化、明確化。
「最終的な争点は、まだ立証されていない不動産鑑定意見書の作成の依頼者(契約者)が誰か?とすることで問題ないか?」
原告・被告ともに了承しました。
原告である私の理解は
- 既に不動産鑑定作成における不法行為の有無は認定されている
- あとはこの不正な不動産鑑定作成の指示をしたのは誰か?が最大の問題
この争点を明確化するために証人尋問が行われる段取りになっています。
証人尋問のスケジュール決定
前回期日にて原告・被告両者から証人尋問を行うために証拠申出書は提出していました。今回期日までにやることは、原告が出廷を求めている証人である、西武信金某支店の内部統制副支店長とコンタクトを取ること。
そもそもこの内部統括副支店長制度は、西武信金が金融庁から業務改善命令を受けたことを踏まえ、不正の再発防止策として作られた組織です。今回、証人として出廷を要請しているこの内部統括副支店長は、以前に私が申し出た西武信金に対するADRにおいて毎回参加した、いわば私に不正融資した事実を全て把握している適任者であると確信してのものです。
しかし、結果は相変わらず。代理人から何度コンタクトを試みても一切無視。この姿勢を不服として、私から金融庁にも苦情を入れましたが少なくても今回期日までに反応はありませんでした。これ以上待つ意味はないと判断、裁判所からの呼び出しとして証人尋問が行われることになりました。
同時に被告から申請されていた証人も呼び出しで対応です。そもそも被告が申請していた証人は本件とは全く無関係の第三者であるだけでなく被告自身もこの第三者と無関係です。よって被告からこの第三者に事前確認することもなく、こちらも裁判所からの呼び出しとなっています。
無関係な第三者はいきなり裁判所から「証人としてXX月XX日に出廷するように」なんて書類が届いたら焦るでしょうね。しかも、この証人を呼んで尋問したところで果たして何がわかるのか?原告側からは全く意味不明であると主張したのですが、裁判官が了承したので仕方ありません。
原告側の証人は西武信金某支店の内部統括副支店長と私、被告側の証人は本件とは無関係の第三者、この3名となりますが、実際には私一人だけになる可能性が高いと感じています。人生初めて証人台に立ちます。
その証人尋問は、年末も押し迫った12月下旬に行われることになりました。
供述書
これも前回期日で裁判官から要求されていたものです。これを今回提出しました。作文は私の主張を踏まえて代理人が作成、そこに私が自筆で記名、押印して提出しました。
内容に関しては今まで主張をひとつにまとめたもので新しい主張は入れていません。
- 被告の作成した不動産鑑定意見書は不法行為(耐用年数及び評価額)
- この不正により西武信金から原告に対して異常な長期返済で過剰な融資が実行された
- この不正がなければ原告はそもそも物件を買えなかったし買わなかった
いよいよ佳境に、、、入るのでしょうか?年内に決着しないことだけは明らかになりました。







