【裁判】第7回:口頭弁論

約1ヶ月に1回のペースで行わている、不動産鑑定士を相手取った損害賠償請求事件の裁判。その7回目が先日行われました。

何度となく汚されている銘板。昨年秋にまたいたずらされ、先月時点はまだカバーがかけられていましたが、今月は元に戻っていました。
西武信用金庫への照会の手法に関して
今回を期日とした裁判の議題は前回のブログでも記載していますが
被告が不正に作成したとする不動産鑑定書と西武信用金庫との融資契約における因果関係の立証方法
原告としてどうやって立証するのか?がテーマでした。この命題に対して代理人弁護士は今回、以下の証言(?説明)を行いました。
- 西武信用金庫に対して、本件における事実関係を確認すべくいくつかの照会をしたいとして、そのやり方に関して問合せを行っていた
- しかし、約1ヶ月経った今日までに西武信用金庫からの連絡は一切なかった
- さらに待っても連絡が来る保証はないため、まずは弁護士会を通じて照会を行ないたい(23条照会)
- その回答が来る・来ないも含めて次回期日は約1.5ヶ月後とさせていただきたい
- 次回期日までに回答が来ない場合には裁判所からの照会とさせていただきたい
裁判官はこれを了承、この流れで進めることとしました。
被告の不規則発言再び
「これはこれとして、それ以外の争点に関して審理を進めることができる部分があれば進めておきたいと考えるが被告からは何かありますか?」
裁判官からの問いかけに対して被告からは相変わらずの支離滅裂、法的根拠のかけらもない不規則発言を行ってきました。ちなみに被告は今回もまた本人だけが出廷、どうやら弁護士をつける気はないようです。しかし、本人訴訟であっても裁判所では法的根拠に基づく答弁が求められます。
例えば今回「原告は西武信用金庫の融資条件を追認したのだから被告に非はない」と発言したのですが、それに対して裁判官からすぐにツッコミがありました。
「追認ということは、例えば民法で定義されている何を指しているのか?以前から指摘しているように被告は法的根拠に基づき正しく発言するように」
さらに被告から、前回までに明確化させた争点を変更させるような発言も飛び出しました。これらの支離滅裂、不規則発言は以前からずっと行われてきていることから裁判官も呆れたのか?
「新しい争点や主張を行うなら書面で提出するように」
としてそれ以上の発言をさせないようにしました。
次回期日とその内容
次回は3月上旬に設定されました。それまでに原告側は西武信用金庫に対して照会を行い回答を得る、被告側は期日の1週間前を目処に新しい主張を書面で提出すること、となりました。
やっと争点整理ができたと思ったらゴールポストを移動させかねない被告の主張に対して裁判所がどこまで受け入れるのかが?ですが、どうせまた何ら意味のない、証拠も出せない個人的感想・空想の域を出ない主張をしてくると思われるのでそこは気にしていません。
西武信用金庫からの回答を予想
肝はとにかく「西武信用金庫から回答」でしょう。弁護士会からの照会に対して西武信用金庫がどんな回答をしてくるのか?それによって今後の裁判の展開は大きく変わってくると思われます。
可能性があると考えられる回答は「原告から過剰な鑑定評価を依頼された」。
しかし、当然ながら私はそんな依頼をしたことはありません。元々、私は西武信用金庫からの打診を受けただけです。「念のため鑑定評価を入れたい、手配はこちらでやるのでその費用だけ払って欲しい」と言われそれを了承しただけであり、どの不動産鑑定士にどんな条件で鑑定評価書を作成依頼したのかさえも聞かされていませんでしたし、鑑定評価書を受け取ったのは金消のあとでした。
また、この回答の場合には、先のADRで西武信用金庫が主張していたものと180度異なることになります。先のADRにおける西武信用金庫の最初の答弁は「不動産鑑定は参考情報になるからと原告に紹介しただけで必須ではなく、原告が勝手に手配したものである」。
もちろん、こんな嘘の主張はすぐに論破しました。それでもこんな答弁をしたことは証拠として残っていますし、今回もまたしれっと主張してくる可能性は否定できません。
次に考えられるのは「西武信用金庫から不動産鑑定士へは何も指示していない。不動産鑑定士が専門家として責任を持って作成したものに対して我々は精査しただけである」。
これはADRを申し立てる前に、私が支店長と直接会談したときに支店長が放った言葉です。しかしこれも、既に被告から「修繕後の鑑定評価を依頼するメールの一部」が証拠として提出されているので言えないでしょう。
となるとどんな回答を出せるのか?
西武信用金庫は不動産鑑定士に対して、不動産鑑定評価基準では認められていない修繕後の将来時点の評価、すなわち下駄を履かせた評価額及び過剰な残耐用年数を表記した鑑定評価書の作成を依頼した(その事実が業務改善命令に繋がっている)
真実はこれしかないはずなのですが、西武信用金庫それをどう誤魔化してくるのか?非常に興味深い部分です。ただし私の予想は「無視・回答しない」です。







